今回も2週間~。だが難しいのはこれから。
ザグルゼムが難しい上、バオウ等も解釈が分かれる主人公要素盛り沢山のガッシュ、 戦闘シーンがあちこちの巻に散らばってるパピブリオ、 一つの術のくせして色々炎のバリエーションがあるウマゴン。 あとは全貌が不明なクリア、ゴーム、アシュロンか。 第1回のアース編はこちら 第2回のブラゴ編はこちら 第3回のティオ編はこちら 1:キャンチョメの基本戦闘力 キャンチョメが殴りあい、取っ組み合いしてるシーンってちょっと思い出せない。 そういう戦法を取らないってことは、弱いと考えていいんでしょうか。 個人的な印象でいけばティオより弱い。 残り10体のうちではパピブリオと並んで身体能力は最弱ではないかと。 2:術の性能 キャンチョメの術の数は4つ。 いずれも「~ルク」と名がつくいわゆる強化術と呼ばれる類のものです。 問題は、ほとんどの術が「強化」ではないこと。 キャンチョメの術は第一の術を除き、全部劇中で発生シーンがあるので、発生順に紹介。 ○ポルク キャンチョメ第一の術。 姿を好きなものに変える術。 ・大きさは自由自在。質量は変わらない? ・変身したものの能力は得られない。 ・特定の人物そっくりな変身は不能。(例外あり。ちゃんと出来るか否かは誰に変身するかが基準) ・変身したキャンチョメにはキャンチョメの顔が浮き出ている。 ・にもかかわらず変身後に遭遇した場合、化けていると見破るのは困難。 ・魔物の体の一部に変身しても、その魔物が偽者と分からないケースも。 総合的に見て、化ける術としての性能は高いです。 車など、物理的に力を持つものや特定の人物に化けない限り、まず見破れないといっていいでしょう。 ○コポルク 小さくなる術。 それにともない筋力等も落ちてしまうようです。 利点としては、相手から見た的が小さくなること、 視線を遮る障害物がある場所では隠れやすくなることです。 これで小さくなって、隠れつつ相手の本に接近し本を燃やす、というのが ディマ・ブルク習得以前のキャンチョメの基本戦術だったようです。 ○ディカ・ポルク 巨大なキャンチョメの幻を作り出す術。 動かしたり喋らせたりすることも可能。 これを初見で幻と見破れた魔物はいないので、やはり騙す能力は高いといえるでしょう。 みんな強い術を無駄打ちしています。逆に言えばそこまでしかできない術ですが。 ○ディマ・ブルク 自分と同じ姿をした分身を8体生み出す術。 それぞれキャンチョメ同様の人格まであります。キャンチョメ同様なので、基本的に臆病です。 術者であるキャンチョメの命令には一応従いますが、危険なこと、面倒なことはやりません。 自分たちが術で生み出された分身で、術による攻撃など強いショックを受けると消えることまで 知っていて、危険なことを避けようとしますが、本物同様勇敢な行動も取ることもあります。 分身の戦闘力は本体よりも強く、集団での攻撃はギガノ級攻撃術に相当。 防御面では5体がかりでギガノ級攻撃術を投げ返したケースがあります。 ディオガ級が5体では防ぎきれない模様。 基本的にキャンチョメの術は上三つが視覚に訴える撹乱系の術。 真っ向勝負になるとディマ・ブルク以外に使う術がありません。 複数の術を重ねて使っているケースがないのも悩みどころ。 ディマ・ブルクで作った分身を囮に本人はコポルクで接近、 などという戦術ができるかどうかで結構評価が変わりますが、 できないと考えると、使い勝手は天井知らず、とまではいきません。 ディオガ級もしくはそれ以上の攻撃術に対処する方法がないのも悩みどころ。 攻撃・防御・直接的なパワーアップに結びつく術が皆無というのはやはり厳しい。 今後もそういった術を覚えそうにないですからね。 3:パートナー フォルゴレ。やたら頑丈に描写されてますが、あくまで人間の範囲内です。 直撃しても大丈夫なのは基本術の範疇に収まる術ばかりでしょう。 ディオガ級なら余波程度ならともかく、直撃したら死ぬことは間違いないかと。 心の力は不明。今まで心の力不足に陥ったことはないですが、 キャンチョメの術に強いものがないから、とも考えられるので。 ディマ・ブルクはそこそこ消耗しそうですが、連続して唱える術でもないので。 今後強力な術を覚えると、そこがひっかかるかもしれません。 4:総評 残り10体のうちでは間違いなく最弱。 特に本の持ち主をバリアで守ってるクリア相手だと何もできません。 ディカ・ポルク、ディマ・ブルクなどを最大限活用しても、心の力の消耗以上のことはできそうにありません。 ディマ・ブルクだってまとめて粉砕できる使い手が跋扈している(ゼオンのラージア・ザケルで全員まとめて撃破されている。ラージア・ラディスでも同じ結果になりそう) 分身は斥候として使えればいいのですが、人格面がそれに向いていません。 今後覚える術にも強力な攻撃術などは期待できないので、残念ながら彼が王になれる目は皆無、それどころか今後の見せ場すらない可能性も危惧しなければなりません。
by yasutohb
| 2007-04-22 18:00
| 漫画
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